モバイルWi-Fi選びで失敗しないための5つのポイント
モバイルWi-Fiは、今や私たちの生活に欠かせないインターネット接続手段の一つです。しかし、数多くのサービスが存在し、「どれを選べば良いか分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで、モバイルWi-Fi選びで失敗しないための5つの重要なポイントを解説します。
通信手段は様々存在していますが、結局のところお得な内容は限られています。最近の特徴はサービス、料金プランが細分化し、分散しているといった特徴があります。
つまり、料金プランが分散していることでお得な内容が見えにくい状況となっています。そこで、当サイトでは様々なサービスを料金、プラン、通信速度などを見極め、あなたのライフスタイルに合わせたサービスを比較を交え、お得なサービスのヒントを提供します。是非、参考にしてみてください。
ここではモバイルWi-Fi(ポケットWi-Fi)を中心にご紹介します。
1. 自分の使い方に合ったデータ容量を選ぶ
まずは最初に毎月どのくらいのデータ通信を行うかを把握し、最適なプランを絞りこむ必要があります。動画視聴やオンラインゲームが多い方は大容量プラン、メールやSNS中心なら小~中容量プランがおすすめです。
通信容量の目安(1ヶ月100GBの場合)
| 利用用途 |
1日あたり (約3GB) |
1ヶ月あたり (100GB) |
YouTube動画視聴 (標準画質) (1動画10分あたり約80MB) |
約6時間 |
約200時間 |
Netflix (標準画質) (1時間あたり約1GB) |
約3時間 |
約100時間 |
Apple Music (高音質) (1曲あたり約12MB) |
約26時間 |
約870時間 |
Spotify (高音質) (1曲あたり約15MB) |
約21時間 |
約700時間 |
WEBページの閲覧 (1ページあたり約300KB) |
約9千ページ |
約30万ページ |
メールの送受信 (1通あたり約5KB) |
約60万通 |
約2,000万通 |
SNS 閲覧 (1時間あたり約150MB) |
約20時間 |
約660時間 |
上の表はあくまで目安ですが、自分の使い方で最もデータ量を消費するものは何か(動画視聴、SNS、音楽ストリーミングなど)を把握することが大切です。例えば、毎日数時間の動画視聴とWEB検索が中心の使い方であれば、多くの場合、1ヶ月のデータ通信量は100GB~200GBの範囲に収まるでしょう。動画のアップロードやオンラインゲームなど大量のデータ通信を必要としない限り、まずはこの範囲を目安にご自身の使い方と照らし合わせて、最適なプランを検討してみてください。うーん。動画はほとんど見ないし、出先のWi-Fi、会社のWi-Fiあるので、ほとんどデータを消費しませんという方は、100GB以下でも十分かもしれません。
2. 利用エリアの通信速度と対応状況を確認する
利用エリアの通信速度と対応状況を確認することが重要です。 自宅や職場、よく訪れる場所がサービスの対応エリア内か、快適な通信速度が期待できるかを確認しましょう。 特に5G対応プランを検討する場合は、利用したい場所が5Gエリアに含まれているか事前にチェックしましょう。
3. 実質月額料金で比較する
月額料金のパッと見の金額で選ぶのは危険です。多くのサービスでは、端末代金の分割払い、数ヶ月後に料金が変動するプランが採用されています。 以下の要素をすべて考慮した「実質月額料金」で比較検討することが賢い選択です。 ただ、実質料金はサービスごとに計算するのが意外に面倒...。そこで、分かり易くまとめてご紹介します。
主要サービス実質料金比較 (2年利用時)
データ容量を選ぶと、安い順に並び替えます。金額をタップすると内訳が開きます。
※更新に最新の注意を払っておりますが、実質料金はプランや違約金によって変動する場合があります。
💡 実質月額料金とは?
月額の基本料金だけでなく、「初期費用」「端末代金」を含めた総支払額から「キャッシュバック」や「月額割引」を差し引き、利用月数(今回は24ヶ月)で割った1ヶ月あたりの料金です。表面上の月額料金が安くても、後から端末代がかかったり、逆にキャッシュバックでトータルが安くなったりするため、この「実質月額料金」で比較するのが最も確実です。
🔍 この比較表の使い方
表の上にあるボタン(3GB / 20GB / 100GB / 無制限)をタップすると、ご自身の毎月のデータ使用量に合わせた実質料金ランキングに切り替わります。また、表内の内訳をタップすると、2年間の総額や初期費用、キャッシュバックなどの計算内訳が表示されます。使い方に合った最適なプランを見つけてください。
様々なサービスがある中で自分に合うサービスを選択
いくつかサービスを見て、「結局どれを選べばいいか迷ってしまった」という方もいらっしゃるかもしれません。
そんなときは、ご自身が一番優先したい目的に合わせて、以下の代表的な3社から検討を始めるのがおすすめです。
- とことんコストを抑えたいなら「GMOとくとくBB」
高額なキャッシュバックにより、長期利用時のトータルコストが最安クラスになります。
- 縛りなしで手軽に始めたいなら「Rakuten WiFi Pocket」
使ったデータ分だけ支払うプランなので、あまり使わなかった月も無駄がありません。
- 口座振替を利用したいなら「BIGLOBE WiMAX」
クレジットカードを持っていなくても契約でき、初月無料や縛りなしといったメリットも豊富です。
気になるサービスが決まったら、公式サイトで「対応エリア」や「キャンペーンの条件」を最終確認しておきましょう。
サービスが絞れたら、次は実際に使う「ルーター端末」を把握することが大切です。下の比較表で、用途に合ったスペックの端末をチェックしてみてください。
通信方式の違いについて
通信世代とプラチナバンドについて
モバイルWi-Fi(PocketWi-Fi)を選ぶ際、通信世代(5G/4G/3G)だけでなく、プラチナバンドやWiMAXといった通信方式の違いを理解することが非常に重要です。それぞれの技術には速度、エリアの広さ、そして「障害物への強さ」や「つながりやすさ」など、異なる特徴があります。ここでは、GsとWiMAXの違いに加え、特に利用シーンにおける「つながりやすさ」に大きく関わるプラチナバンドの役割についても詳しく解説します。
通信世代(G = Generation)の比較
- 5G (第5世代): 最新技術で「高速・大容量」「低遅延」「多接続」が特徴です。4K/8K動画のストリーミングやオンラインゲームなど、大容量データを快適に利用できます。しかし、まだ提供エリアは限定的です。
- 4G (LTE): 現在最も普及しており、全国の広いエリアで高速通信が可能です。動画視聴やWebサイト閲覧など、日常的な利用で困ることはほとんどありません。
- 3G (第3世代): 通信速度は遅く、各キャリアでサービス終了が進んでおり、今後利用できなくなります。
プラチナバンドとは?
- 700MHz~900MHzの周波数帯の電波を指します。
- 特徴: 障害物に強く、建物の内部や地下、山間部などにも電波が届きやすいという特徴があります。
- 重要性: 速度よりも「つながりやすさ」を重視する場合には、プラチナバンドに対応しているかどうかが極めて重要なポイントになります。
📶電波の届き方シミュレーション
基地局から出た電波が、周波数の違いによってどのように障害物を「回り込む(回折)」「反射する」「遮られる」かを、断面図で確認できます。波の間隔が広いほど低周波(プラチナバンド)、狭いほど高周波(5G)です。
電波の伝搬(波面)
回折・反射で届く電波
電波の届かないエリア(シャドウ)
シュミレーションの環境はあくまで障害物を伴った場合、電波にどのように影響するかというイメージです。実際はビルの屋上、鉄塔、地下施設などに基地局が設置されていることがほとんどです。
周波数帯(バンド)ごとの特徴
| 電波の性格 |
周波数帯(物理的な数値) |
バンド(整理番号) |
主に利用しているキャリア |
| プラチナバンド(遠くまで届く) |
700MHz〜900MHz帯 |
Band 8 |
ソフトバンク |
| Band 18 (26) |
au(UQ含む) |
| Band 19 |
ドコモ |
| Band 28 |
全キャリア |
| 主力バンド(速度とエリアの基本) |
1.7GHz〜2.1GHz帯 |
Band 1 |
ドコモ・au・ソフトバンク |
| Band 3 |
全キャリア(楽天の主力) |
| 5Gバンド(超高速・障害物に弱い) |
3.7GHz〜4.5GHz帯 |
n77 / n78 |
au・ソフトバンク・楽天 |
| n79 |
ドコモ |
バンド(Band 〇〇?)とは
- 「3GPP」という世界の通信規格を決める団体が、各周波数帯に割り振った世界共通の整理番号です。
- 世界中の通信会社やスマホメーカーが「うちは2100MHzの電波を使います」「このスマホは1800MHzに対応させよう」といちいち数値でやり取りすると複雑で間違えやすいため、「Band 1」「Band 3」といった共通の背番号をつけて管理しています。
- 4Gのバンド: 「Band 1」「Band 18」のように表記されます。 5Gのバンド: 5Gの電波はNew Radioと呼ばれるため、頭に「n」をつけて「n77」「n79」のように表記されます。
WiMAX 2+ と WiMAX +5G
- WiMAX 2+: UQコミュニケーションズが提供する独自の高速モバイル通信網です。都市部などでの高速通信に強みがありますが、障害物の影響を受けやすい傾向があります。
- WiMAX +5G: WiMAX 2+回線に加え、パートナー回線であるauの4G LTE回線と5G回線も利用できます。これにより、都市部の超高速通信と、郊外や山間部におけるauの広いエリアカバー、さらにはau回線のプラチナバンド活用による安定した接続性など、双方のメリットを活かした通信が可能です。
これらの違いを理解し、自分の主な利用シーン(速度優先、エリア・つながりやすさ優先など)に合わせて最適なモバイルWi-Fiとプランを選びましょう。
【最後に】あなたにぴったりな通信環境の選択について
ここまで読んでいただいても、「テザリングでもそこまで困っていない」「自分でルーターを買ってSIMを挿せばいいのでは?」と迷われる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな疑問について、少しだけ整理してみましょう。
「テザリングで十分」と思っている方へ
テザリングを使っている方の多くは、無意識のうちに通信量を節約して「小さな我慢」をしていることがあります。
-
月末のギガ残量、気になりませんか?
外で動画を見るのを控えたり、OSのアップデートを家に帰るまで待ったり…。専用Wi-Fiがあれば、そんな日々の我慢から解放されます。
-
「スマホを守る」という視点も
テザリングはスマホにとって意外と負担が大きく、熱によるバッテリー劣化を早める原因にも。スマホを長く大切に使いたいなら、通信はWi-Fiルーターに任せるのが上手な使い方です。
-
意図しない接続の手間
一度でも他人の端末やカメラなどにテザリングで接続すると、次回ONにした際に勝手に繋がってしまい、解除の手間が発生したり、接続されていることに気づかずに通信量を消費してしまうケースもあります。
「自分でルーターを買うのが一番安そう」
一見すると賢い選択に見えますが、「運用にかかる見えないコストや手間」を見落としているかもしれません。
-
トータルコストで比べてみましょう
ルーター本体の購入費(約1〜2万円)に加え、いずれバッテリー劣化で買い替えも必要になります。レンタル込みのサービスなら初期費用が抑えられ、故障時のサポートもあるため、結果的にお得になるケースが多いです。
-
「設定の手間」というリスク
自分でSIMとルーターを用意すると、周波数の相性確認や初期設定、万が一のトラブル対応もすべて自分で行う必要があります。届いたその日からすぐに使えるパッケージサービスの安心感は、大きなメリットです。
迷っているなら、まずは一度「使ってみる」のがおすすめです
自分の生活に本当に必要かどうかは、実際に使ってみて初めて実感できるものです。また、WiMAXではUQにて、「Try WiMAX」といった2週程度の体験ができるサービスも提供しています。(※申し込みにはクレジットカードが必要)
様々なキャンペーンを眺め、縛りのない手軽なプランで、「通信制限を気にしない快適さ」を試してみることもいいかもしれません。
一度その便利さを体験すると、きっと手放せなくなるはずですよ。